あく抜き栃の実を、もち米と合わせてつくと、茶色のお餅ができます。
お餅のなかでも、手間暇をかけないと食べる事ができないのがこの餅です。 国内で唯一、ユネスコ食文化創造都市に認定された山形県鶴岡市の朝日地区に昔から伝わる「栃の実」本来の風味を生かした「栃餅」の作り方の例です。 |
白いお餅を作るときと同じように、もち米をといでから、たっぷりの水にひたして一晩おきます。 |
もち米の間にはさみ込むようにあく抜き栃の実を入れます。
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更に蒸かします。 |
餅つき機にあけてそのまま白い餅の場合と同じようについていきます。 |
つきあがったお餅は、大人も子供も家族総出で丸い形にします。 |
栃餅は、「あんこ」との愛称がとても良く、 |
普通に焼いて食べても美味しいですが、出来上がりがつきたてのように柔らかくなり、冷めても固くなりにくいので電子レンジを使う方法をお薦めします。
冷凍庫で保管したお餅も、同じ方法で柔らかくすることができます。 |
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次に、電子レンジで加熱します。 |
栃餅を食べる時、絶対にお薦めなのが「あんこ餅」です。 |
器に、栃餅を盛り付けて上からあんこをかければ、このとおり出来上がり!! |
丸めたお餅(切り餅)は冷凍保存するといいですよ。 冷凍する時の注意点は、乾燥ですね。 私は、新聞紙に包み、ビニール袋を2重にして冷凍庫に入れておきますが、 市販の冷凍保存専用のパックや袋を使ってもいいかもしれません。 また、『あく抜き栃の実』も、若干風味が下がるけど冷凍保存が可能です。 |