行者にんにくは、滋養強壮効果の高い野生のネギ!
テレビ等で度々紹介され、今では大人気となった免疫増強効果最強の山菜です。
山形県庄内地方にある出羽三山の奥深くにこもり厳しい修行を行った行者たちが活力源として食べ、ニンニクのような香りがすることから「行者にんにく」(ギョウジャニンニク)の名前が付けられたとされる山形県鶴岡市発祥の山菜。
出羽三山の表玄関にあたる山形県鶴岡市羽黒町の宿坊などで昔から知られていた山菜です。
本当に行者たちが食べていたのか聞いてみた!
出羽三山で修行をする修験道の行者である羽黒山の山伏、星野尚文先達によると、、、
「山伏は、修行中に精が付くような物を食べてはいけない!」と、いうことになっているそうで、なぜ?「行者たちが食べた」という説が地元に伝わっているのか???
隠れて食べていた!、とか、宿坊で参拝客に手っ取り早く説明する為だった!、とか、諸説ありますが、実は、よく分かっていないのが現状のようです。
牧野富太郎氏が名付親?
昭和に入ってから牧野富太郎氏により「ギョウジャニンニク」の名で植物図鑑に取り上げられるようになりましたが、牧野氏が鶴岡市羽黒町を訪れた際に「行者にんにく」を知り、植物図鑑に記載したと思われていることから、一部で囁かれている牧野富太郎氏が名付親という説は間違いのようです。でも、植物図鑑に取り上げて頂いたのは素晴らしい功績ですね。
全国的に知られるようになったきっかけ!
山菜卸問屋 遠藤商店と地元青果市場の協力で流通させたのが始まりと言われております。
山菜卸問屋 遠藤商店の先代にあたる遠藤太氏が地元青果市場の担当者に行者にんにくを紹介したところ、北海道からヒトビロ(行者にんにく亜種)の種を取り寄せ、鶴岡市羽黒町の農家さんたちに依頼して大量に栽培を始めました。
先代の遠藤太氏が亡くなった頃にようやく収穫が始まり、遠藤太氏の後を継いだ二代目がそれを仕入れ流通させて頂いたことが発端となり、全国にまで知られるようになりました。
その時、流通名として使用した「行者にんにく」の名が全国に広まりました。
(北海道では「アイヌネギ」と呼ぶ人がおられるようですが、これは差物用語になりますので、やめた方がいいでしょう。)
当店と北海道とは、行者にんにくの流通当初から深い関係がありましたが、現在も加工用やネット販売用に北海道産の天然行者にんにくを扱っており関係が続いております。
行者にんにくは、幻の山菜?
流通当初は、食べ方も良く分からない臭いのきつい山菜が、知名度もないまま大量に流通されたためか価格が低迷し、栽培効率が低かったことも影響して農家さんたちは年が経つごとに次々と行者にんにくの栽培をやめてしまいました。
その後は、当店の地元である山形県鶴岡市周辺の山で採れる天然行者にんにくを細々と扱ってきましたが、ネットで紹介したことで再び火が付き、あちらこちらで行者にんにくの栽培が盛んになってきたようです。
でも、種や苗を植えてから商品になるまでは少なくとも3年以上かかり、良質な物を収穫できるようになるまでは5年~7年ほどかかる山菜の為、大量に流通するまでは至っていないのが現状のようです。
当店でも以前から販売しておりますが、近年は北海道産ヒトビロを行者ニンニクとして販売しているのをネットで多く見かけるようになってきました。
そんな中でも、元祖・鶴岡産は希少価値が高く「幻の山菜」と言われております。
行者にんにくの料理方法は、炒め物、卵とじ、お浸しやラーメンの具として使うなどがありますが、その中でも、炒め物が大変好評のようです。特に、肉との相性抜群ですよ。 また、臭いを嫌う方は、生のまま冷凍してから、卵や肉と一緒に料理すると良いそうです。 ◆行者にんにく料理方法へ |
名称 | 行者にんにく(ギョウジャニンニク) |
産地 | 山形県・新潟県(天然・自然栽培)(山形県鶴岡市周辺) 北海道(天然) |
お届け時期 | 3月中旬~~5月上旬(天候により変動) |
配送方法 | クール便(冷蔵) |
備考 | 配達日の指定はできません。他の商品とは別送りとなります。 |
元祖・鶴岡産は天然物の場合もありますが、多くは準天然の自然栽培品になります。 | |
天候等により収穫量が減った場合、お届けできなくなることがあります。 |
梱包サイズ | クール便 | 北海道 | 東北 関東 信越 | 北陸 中部 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 |
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小 | +275円 | 990円 | 638円 | 715円 | 825円 | 1045円 | 1210円 | 1320円 | 1584円 |
中 | +275円 | 1100円 | 748円 | 825円 | 935円 | 1155円 | 1320円 | 1430円 | 2706円 |
大 | +275円 | 1320円 | 913円 | 1045円 | 1155円 | 1375円 | 1430円 | 1540円 | 3828円 |